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冬寒い・夏暑い家は床下が原因?シロアリ対策と断熱の意外な関係

「冬になると足元が冷える…」

「エアコンをつけてもなかなか暖まらない…」

「夏は床がジメジメして不快…」

このような住まいのお悩みは、窓だけでなく「床下環境」が原因になっているかもしれません。

住まいの断熱性能というと窓や壁に注目が集まりがちですが、実は床下も室内環境に大きな影響を与える重要な場所です。そして、床下環境の悪化はシロアリ被害とも深く関係しています。

今回は、暑さ・寒さと床下の関係、そしてシロアリ対策の重要性についてご紹介します。

住宅の床下は外気の影響を受けやすい場所です。

断熱材が十分に機能していなかったり、床下の湿気が多かったりすると、冬は冷気が床から伝わりやすくなります。特にリビングや和室で「足元だけ冷える」と感じる場合、床下環境が関係しているケースも少なくありません。

また、夏場は床下の湿気が室内の不快感につながることもあります。

広島のように湿度が高い地域では、床下の湿気対策が住まいの快適性に大きく関わります。

シロアリは湿気の多い場所を好みます。

床下の換気が悪かったり、雨漏りや配管からの漏水があったりすると、木材が湿気を含み、シロアリが発生しやすい環境になります。

シロアリ被害は木材を食害するだけではありません。

被害が進行すると住宅の耐久性にも影響を与える可能性があり、気付かないまま被害が拡大しているケースもあります。

そのため、「今は被害が見えないから大丈夫」と考えるのではなく、定期的な床下点検が重要です。

床下の断熱材は住まいの快適性を支える大切な設備です。

しかし、シロアリ被害や湿気の影響によって断熱材が傷んでしまうケースがあります。

断熱材自体を食べるわけではありませんが、断熱材の周辺を通り道にしたり、断熱材の裏側で被害が進行したりすることがあります。

さらに、断熱材が落下したり破損したりすると、本来の断熱性能を発揮できなくなります。

その結果、

  • 冬の寒さを感じやすくなる
  • 冷暖房効率が低下する
  • 光熱費が増加する

といった問題につながることもあります。

床下は普段目にする機会がほとんどありません。

そのため、問題が発生していても気付きにくい場所です。

住宅ケンコウ社の床下点検では、

  • シロアリ被害の有無
  • 木材の状態
  • 床下の湿気状況
  • 断熱材の状態
  • カビや腐朽の兆候

などを確認します。

特に築5年前後でシロアリ保証が切れるタイミングは、一度床下の状態を確認しておくことをおすすめします。

住まいの暑さ・寒さは、窓だけでなく床下環境も大きく影響しています。

もし、

  • 冬の足元の寒さが気になる
  • 夏の湿気やカビが気になる
  • シロアリ対策をしばらくしていない
  • 築5年以上経過している

という場合は、一度床下をチェックしてみませんか?

住宅ケンコウ社では無料床下点検を実施しています。

床下の状態を確認することで、シロアリ被害の早期発見だけでなく、住まいの快適性向上にもつながります。

  • 冬の寒さや夏の暑さは床下環境が関係している場合がある
  • 湿気の多い床下はシロアリが発生しやすい
  • 断熱材が傷むと冷暖房効率が低下する
  • 定期的な床下点検が快適な住まいづくりにつながる
  • 築5年以上の住宅は床下点検がおすすめ

見えない床下だからこそ、定期的なチェックが住まいを長持ちさせる第一歩です。住まいの健康状態が気になる方は、お気軽に住宅ケンコウ社へご相談ください。

新築住宅のシロアリ予防工事|見えなくなる部分こそ丁寧に施工します

広島市内の新築住宅にて、シロアリ予防工事を行いました。

「新築なのにシロアリ対策が必要なの?」と思われる方もいらっしゃいますが、シロアリは築年数に関係なく侵入するため、建築時の予防処理が非常に重要です。

今回は、木材に薬剤を塗布し、将来のシロアリ被害を未然に防ぐ施工を実施しました。

小口とは?

小口とは、木材を切断した際に現れる断面部分のことです。

木材の側面に比べて薬剤が浸透しやすく、水分も吸収しやすいため、シロアリ対策において重点的に処理を行う箇所のひとつです。

建築後は床や壁の内部に隠れてしまうため、お施主様が目にすることはほとんどありません。

しかし、見えなくなる部分だからこそ、丁寧な施工が欠かせません。

今回の施工では、土台や柱の接合部、木材の小口部分を中心に薬剤を塗布しました。

職人が一本一本の木材を確認しながら、塗り残しがないよう施工しています。

新築時の予防処理は、住まいを長く守るための大切な第一歩です。

住宅ケンコウ社では、目に見える部分だけでなく、完成後には見えなくなる箇所にも責任を持って施工しています。

シロアリは古い家だけに発生するわけではありません。

周辺環境や土地の条件によっては、築浅住宅でも侵入する可能性があります。

そのため、新築時に適切な防蟻処理を行い、定期的な点検を続けることが大切です。

住宅ケンコウ社では、新築予防工事から定期点検、再施工までトータルでサポートしています。

住宅ケンコウ社では、広島県を中心に新築住宅の防蟻工事を行っています。

完成すると見えなくなる部分だからこそ、細部まで丁寧な施工を心がけています。

新築時のシロアリ対策や定期点検について、お気軽にご相談ください。

広島の床下点検ならシロアリ駆除隊へ|地震・豪雨後に見えない異変が起きているかも

地震や豪雨などの自然災害が発生した後、「家の中は大丈夫そうだから問題ない」と安心していませんか?

しかし、被害が見えにくい床下では、災害の影響によって思わぬトラブルが発生していることがあります。

シロアリ駆除隊では床下点検を通じて、シロアリ被害だけでなく漏水や湿気などの異常を発見することも少なくありません。

今回は、災害後に床下点検をおすすめする理由についてご紹介します。

住宅は一見問題がないように見えても、床下ではさまざまな変化が起きることがあります。

 配管のズレや漏水

地震による揺れや地盤の変化によって、給水管や排水管に負荷がかかる場合があります。

最初は異常がなくても、時間が経ってから漏水が発生することもあります。

 床下の湿気増加

豪雨や長雨の後は、床下の湿度が上昇しやすくなります。

湿気が増えることで木材の劣化が進みやすくなり、カビや腐朽菌が発生する原因にもなります。

 シロアリが好む環境になる

シロアリは湿気の多い環境を好みます。

漏水や高湿度の状態が続くと、これまで被害がなかった住宅でもシロアリが侵入しやすくなる可能性があります。

実際に当社でも、床下点検時には異常が見つからなかったお住まいから、後日ご相談をいただくケースがあります。

住宅は常に同じ状態ではありません。

特に、

  • 地震が発生した後
  • 線状降水帯による豪雨の後
  • 大型台風の通過後

には、床下環境が大きく変化していることがあります。

そのため、「前回異常がなかったから安心」ではなく、災害後に改めて確認することが大切です。

次のような症状がある場合は、一度床下を確認することをおすすめします。

  • 羽アリを見かけた
  • 床がふわふわする
  • カビ臭さが気になる
  • 水道料金が急に上がった
  • 地震や豪雨の後で不安がある
  • 前回の床下点検から数年以上経過している

早めに確認することで、大きな修繕工事を防げる場合もあります。

広島は梅雨時期の湿気や豪雨の影響を受けやすい地域です。

そのため、シロアリ対策だけでなく、床下の湿気や漏水などを定期的に確認することが住まいを長持ちさせるポイントになります。

シロアリ駆除隊では、シロアリ被害の有無はもちろん、床下環境全体を確認し、お客様にわかりやすくご報告しています。

「地震の後なので念のため見てほしい」 「豪雨の後から床下が気になる」 「シロアリ被害がないか確認したい」

そんな時は、お気軽にご相談ください。

見えない床下だからこそ、早めの確認が住まいを守る第一歩です。

シロアリ被害はなぜイメージしにくい?実際に起こる被害を写真付きで解説

「シロアリ被害に気を付けましょう」と言われても、実際にどのような被害が起こるのかイメージできない方は多いのではないでしょうか。

ゴキブリやムカデは目にする機会がありますが、シロアリは普段の生活の中で見ることがほとんどありません。そのため危険性を実感しにくく、気付かないうちに被害が進行してしまうケースも少なくありません。

今回は、シロアリ被害がイメージしにくい理由や、実際に住宅で発生する被害について分かりやすく解説します。

1. シロアリそのものを見る機会が少ない

多くの方はシロアリを実際に見たことがありません。

シロアリは床下や壁の中、基礎周辺の土の中など、普段目にしない場所で活動しています。そのため、被害が発生していても存在に気付かないことがほとんどです。

羽アリが大量に飛び出した時に初めて気付くケースもありますが、その頃にはすでに被害が進行していることもあります。

2. 被害が見えない場所で進行する

シロアリは木材の表面を残しながら内部を食べ進める習性があります。

外見上は問題がないように見えても、中身だけがスカスカになっていることも珍しくありません。

例えば、

  • 床下の大引き
  • 土台
  • 壁の内部

など、住宅を支える重要な部分が食害されることがあります。

3. 日常生活に大きな変化が出にくい

シロアリ被害はゆっくりと進行します。

初期段階では、

  • 特に異常を感じない
  • 床が少し軟らかい気がする
  • ドアが閉まりにくくなった

といった小さな変化しか現れません。

そのため、「気のせいかな」と見過ごされてしまうことも多いのです。

シロアリは木材だけでなく、木材に含まれるセルロースを栄養源として活動しています。

特に被害が発生しやすい場所は次のとおりです。

 床下の土台

住宅を支える重要な部分です。

床下は暗く湿気がこもりやすいため、シロアリが侵入しやすい環境になります。

 柱の根元

基礎に近い部分は特に注意が必要です。

見た目は正常でも、内部が大きく食べられていることがあります。

 和室や水回り周辺

浴室や洗面所、キッチン周辺は湿気が多く、シロアリが好む環境になりやすい場所です。

古い住宅だけでなく、比較的新しい住宅でも発生することがあります。

 床がフワフワする

最も多い相談のひとつです。

床材の下にある構造部分が食害されることで、歩いたときに沈むような感覚が発生します。

 柱や木材が空洞化する

ドライバーなどで軽く叩くと、ポコポコと空洞音がすることがあります。

見た目では分からないため、専門業者による点検が必要です。

シロアリ駆除だけで済めばよいのですが、被害が進行している場合は、

  • 土台交換
  • 柱補修
  • 床の張り替え

などが必要になるケースがあります。

早期発見と比べると、費用負担が大きくなる可能性があります。

広島県は比較的温暖で湿度も高く、シロアリが活動しやすい環境です。

特に、

  • 築10年以上経過している住宅
  • 防蟻処理から5年以上経過している住宅
  • 床下の湿気が多い住宅

は定期的な点検をおすすめします。

「新築だから大丈夫」と思われる方もいますが、防蟻薬剤の効果は永久ではありません。

そのため、定期的な床下点検が重要になります。

シロアリ被害は、発生してから対処するよりも早期発見が重要です。

特に以下の症状がある場合は注意しましょう。

  • 羽アリを見かけた
  • 床が沈む感じがする
  • 柱を叩くと空洞音がする
  • 築5年以上経過している
  • 防蟻保証が切れている

ひとつでも当てはまる場合は、一度床下点検を受けることをおすすめします。

シロアリ被害がイメージしにくいのは、普段目に見えない場所で活動し、ゆっくりと住宅を傷めるからです。

しかし、見えないからといって被害がないとは限りません。

気付いたときには住宅の重要な部分まで被害が広がっていることもあります。

住宅ケンコウ社では床下の無料点検を実施しています。大切な住まいを長く守るためにも、「まだ大丈夫」と思っている今こそ、床下の状態を確認してみませんか?

床下だけじゃない!庭に潜むシロアリ被害の危険性とは?

シロアリというと、「床下にいるもの」というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

 しかし実は、シロアリは床下だけでなく、お庭や建物の周辺にも潜んでいることがあります。

先日、お客様宅の点検を行った際、お庭にある何気ない切り株が目に入りました。

 一見すると特に異常はありません。

ちなみに休日に公園へ行っても、落ちている木材の裏側を確認してしまうことがあります(笑)。

そんな経験から、この切り株も少し調べてみることにしました。

お客様の許可をいただき、切り株の樹皮をめくってみると…。

そこには大量のシロアリが列をなして活動していました。

 一見すると何の変哲もない切り株でしたが、内部ではシロアリがしっかりと繁殖していたのです。

シロアリは木材の内部を食害するため、表面からは被害が分かりにくいことが特徴です。

 気づかないうちにシロアリの住処となり、やがて住宅へ侵入するリスクもあります。

シロアリは湿気を好み、木質系の資材をエサにします。

 そのため、お庭や建物周辺では次のようなものに注意が必要です。

切り株や伐採した木

放置された切り株はシロアリの格好の住処になります。

木材や廃材

DIYで使用した木材や不要な木片を屋外に置いている場合は要注意です。

段ボール

段ボールは木材由来の紙製品です。屋外や湿気の多い場所で保管するとシロアリを引き寄せる原因になることがあります。

湿気の多い環境

庭木の根元や日当たりの悪い場所など、湿気がこもりやすい環境もシロアリが好むポイントです。

シロアリ対策は早期発見が重要

シロアリ被害は、発見が遅れるほど住宅へのダメージが大きくなります。

 「家の中に異常はないから大丈夫」

と思っていても、実は建物周辺でシロアリが活動しているケースは少なくありません。

 特に広島エリアは温暖で湿度も高く、シロアリが活動しやすい環境です。

床下だけでなく、お庭や建物周辺も含めて定期的な点検を行うことをおすすめします。

 住宅ケンコウ社では、床下だけでなく建物周辺を含めたシロアリ点検を実施しています。

 「庭の切り株が気になる」 「古い木材を置いたままになっている」 「最近シロアリを見かけた」

このような方は、お気軽にご相談ください。

大切なお住まいをシロアリ被害から守るため、早めの点検・対策をおすすめします。

床下点検グッズ紹介!床下点検を効率化する移動用ローラーとは?

お盆を過ぎても厳しい暑さが続いていますね。

広島では蒸し暑い日も多く、体調管理が難しい時期です。皆さまも熱中症には十分お気を付けください。

今回は、私たちが床下点検で実際に使用している道具をご紹介します。

床下は高さが限られているため、何も使わずに移動すると、ほふく前進で進まなければなりません。

この状態で長時間点検を行うと、肘や肩、腰への負担が大きくなってしまいます。

そこで活躍するのが、床下移動用のローラーです。

この道具を使うことで、床下をスムーズに移動できるため、点検員の身体への負担を軽減しながら、効率よく床下全体を確認することができます。

床下移動用ローラーは、作業を楽にするだけではありません。

移動効率が向上することで、床下点検の所要時間を大幅に短縮できます。

これまで約1時間かかっていた床下点検も、状況によっては約30分程度で完了することがあります。

お客様を長時間お待たせすることなく、スピーディーな点検が可能になります。

床下は普段目にすることができない場所だからこそ、定期的な点検が大切です。

床下では、

  • シロアリ被害
  • 水漏れ
  • 木材の腐食
  • カビの発生
  • 湿気による劣化

などのトラブルが発生していることがあります。

こうした異常は、早期発見・早期対処によって被害を最小限に抑えることができます。

「床下の状態を最後に確認したのはいつだろう?」

そんな方は、この機会にぜひ床下点検をご依頼ください。

住宅ケンコウ社では、お住まいの床下をしっかり調査し、シロアリ被害や湿気、水漏れなどの異常がないか丁寧に確認いたします。

見えない床下だからこそ、定期的な点検で住まいの健康を守りましょう!

ハネアリが大量発生!その正体はヤマトシロアリでした

春から初夏にかけて増えてくるお問い合わせのひとつが、

 「ハネアリがたくさん出てきたんですけど、大丈夫でしょうか?」

というご相談です。

 先日も、某企業様の事務所からこのようなお電話をいただき、現地調査へお伺いしました。

今回は実際の調査事例をご紹介しながら、ハネアリを見つけた際に注意すべきポイントについてお伝えします。

現場は軽量鉄骨造の事務所でした。

 ハネアリが発生した場所を確認すると、飛び回っていたのはヤマトシロアリのハネアリ

現場は、某会社さんの事務所で軽量鉄骨造でした。早速、ハネアリの出た箇所へ案内して

 ヤマトシロアリは毎年4月から5月頃にかけて巣別れを行い、新たなコロニーを作るためにハネアリとなって飛び立ちます。

そのため、

  • 室内で大量に発生した
  • 窓際に羽が落ちている
  • 朝起きたら突然出ていた

 という場合は、シロアリ被害の可能性があります。

 早速、発生箇所周辺を調査しました。

床は鉄製の床板だったため、一枚ずつ取り外しながら床下を確認していきます。

しかし床下の高さはわずか10cm程度。

なかなか厳しい環境でしたが、慎重に調査を進めていくと…

床下には大量の羽が落ちており、さらにシロアリが移動するために作る**蟻道(ぎどう)**も確認できました。

間違いなくシロアリが活動していた痕跡です。

周囲は鉄骨や金属部材が多く、

「こんなに鉄ばかりの場所でよく生活しているな…」

と思いましたが、シロアリはわずかな木材や湿気のある環境を見つけて生息します。

改めてその生存能力の高さを実感した現場でした。

「うちは鉄骨だからシロアリは関係ない」

と思われる方も少なくありません。

しかし実際には、

  • 床組み
  • 間柱
  • 下地材
  • 建具
  • 造作材

など、多くの木材が建物内には使用されています。

シロアリはこうした木材を狙って侵入するため、木造住宅だけでなく軽量鉄骨造やRC造でも被害が発生します。

最近はベタ基礎や防湿コンクリート施工の建物も増えていますが、それだけで完全にシロアリを防げるわけではありません。

定期的な点検が重要です。

これからの時期は、ハネアリを見かける機会が増えてきます。

 特に以下のような場合は注意が必要です。

✅ 室内で大量のハネアリが発生した

 ✅ 羽だけが大量に落ちている

✅ 浴室や玄関付近で見かけた

 ✅ 床がブカブカする

✅ 木材に空洞音がする

 ハネアリはシロアリ被害のサインかもしれません。

「これってシロアリかな?」

 と気になったら、そのまま放置せずお気軽に住宅ケンコウ社へご相談ください。

早期発見・早期対策が、大切な建物を長持ちさせるポイントです。

【実例】ベタ基礎でもシロアリ発生?玄関の隙間が原因だったケース

先日、しろあり被害が確認された現場にて施工を行いました。
今回のケースは、床下だけでなくベタ基礎構造でありながら蟻害が発生していた点が特徴的でした。

一般的にベタ基礎はしろありが侵入しにくいとされていますが、現場を数多く見ていると「絶対に安心」とは言い切れません。今回のように、わずかな侵入口からでも侵入されてしまうケースは決して珍しくないのです。

今回の発生源は、玄関周辺に接する基礎の隙間でした。
写真の通り、外壁と基礎、設備配管まわりに小さな隙間があり、ここが侵入経路となっていました。

こうした部分は普段目につきにくく、気づかないまま放置されがちです。しかし、しろありはわずかな湿気と隙間があれば侵入してしまいます。

今回のような被害を防ぐためには、以下のチェックが重要です。

  • 配管まわりの隙間
  • 玄関・勝手口まわりの基礎接合部
  • 外壁と土間の取り合い部分
  • シーリング(コーキング)の劣化

特に広島のように湿度が高く雨も多い地域では、地面や基礎周辺が湿気を含みやすく、しろありにとって好環境になりやすい傾向があります。

「ベタ基礎だから安心」と思われる方は非常に多いですが、今回のように

  • 外部からの侵入経路がある
  • シーリングが劣化している
  • 配管周辺の処理が甘い

といった条件が重なると、被害リスクは高まります。

つまり、基礎の種類にかかわらず
👉 「侵入口を塞ぐこと」と「定期点検」が重要です。

しろあり被害は初期段階では気づきにくく、発見が遅れると床下や柱に深刻なダメージを与える恐れがあります。

そのため、

  • 定期的な床下点検(目安:5年以内)
  • 気になる箇所の早期確認
  • 専門業者による診断

をおすすめします。

今回の事例から分かる通り、
ベタ基礎住宅でもしろありが侵入するリスクはゼロではありません。

小さな隙間が大きな被害につながる前に、早めの点検が住まいを守る第一歩です。

「もしかして…」と思う箇所があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

綺麗な花にシロアリが!?身近に潜むシロアリの危険

最近は暑い日が続き、なんだか気が滅入ってしまいますね。

外出を控える機会が増え、自宅で過ごす時間が長くなったことで、ガーデニングを楽しむ方も増えているようです。ホームセンターへ行くと、花や野菜の苗、ガーデニング用品を購入されている方をよく見かけます。

そういえば私も以前、自宅で枝豆を育てたことがあります。しかし収穫した枝豆は驚くほど味がせず、それ以来すっかり家庭菜園から遠ざかってしまいました。

今回は、そんなガーデニングに関連して発見した「意外なシロアリ被害」をご紹介します。

こちらは木製の植木鉢です。

見た目はそれほど傷んでいないように見えますが、よく確認すると異変がありました。

こちらが植木鉢の表面です。

シロアリに食害された部分はスカスカになっており、木材の強度も大きく低下していました。見た目だけでは分かりにくいのですが、中はかなり深刻な状態です。

今回、発見するきっかけになったのがこの部分です。

植木鉢に土や植物が入ったままの状態では、被害を発見するのは非常に困難です。気付かないうちにシロアリが侵入し、木材内部を食べ進めていることもあります。

シロアリは家の柱や床だけを食べるわけではありません。

今回のような木製の植木鉢をはじめ、木製プランターや支柱、枕木などもシロアリのエサになることがあります。

特に木製の植木鉢を土の上へ直接置いている場合は注意が必要です。土の中からシロアリが侵入しやすくなり、知らないうちに被害が広がる可能性があります。

ガーデニングを楽しむ際は、次のような対策がおすすめです。

  • 木製の植木鉢やプランターを定期的に点検する
  • 植木鉢を直接土の上に置かず、レンガや台の上に設置する
  • 木くずや枯れた木材を庭に放置しない
  • 羽アリや蟻道を見つけたら早めに専門業者へ相談する

色鮮やかな花や植物を楽しむガーデニングですが、その足元ではシロアリが活動していることがあります。

「家ではないから大丈夫」と思っていても、庭にある木製品がシロアリのエサ場になることも少なくありません。

ご自宅の植木鉢やプランターも、この機会に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。早期発見が、大切な住まいを守る第一歩になります。

集合住宅のコウモリ対策!超音波発生装置を設置してきました

今日は、集合住宅で発生しているコウモリの糞被害対策として、超音波発生装置の設置工事を行ってきました。

現場に到着後、まずは被害状況を確認します。

すると、建物の周辺には想像以上に多くのコウモリの糞が落ちていました。特に糞が集中している場所を確認すると、ガス給湯器の真下付近にまとまって堆積しています。

給湯器の内部を覗いてみると、コウモリが休憩したり、配管にぶら下がったりしていることが十分考えられる状況でした。

コウモリ対策には侵入口を塞ぐ物理的な方法も有効ですが、今回は超音波発生装置を設置して様子を見ることになりました。

今回、機器を取り付ける場所がこちらです。

拡大すると、建物の構造部材であるチャンネル鋼が確認できます。

規格はおそらく6.5mm×75mm×150mm程度。

ココです。拡大しますと、

この側面に穴を開けて固定用ビスを取り付け、超音波発生装置を設置していきます。

まずは正確な位置を決めるための墨出し作業から開始です。

機器の引っ掛け穴のピッチは100mm。

慎重に寸法を確認しながら墨出しを行い、準備完了です。

そしていよいよ、本日のメインイベントとなる穿孔作業スタートです。

ただし、実はこの作業が一番不安でした。

今回穴を開ける鉄部の厚さは約10mm。

数字だけ見ると大したことがないように感じるかもしれませんが、実際には十分な厚みがあります。

さらに木材への穴開けと違い、鉄骨への穿孔ではドリルビットの焼き付きや折損のリスクが高くなります。

そんな中、今回用意していたドリルビットはなんと1本だけ(笑)。

失敗は許されません。

まずはビットが焼けないよう低速回転で慎重に作業を始めましたが、なかなか貫通する気配がありません。

かといって無理に押し込むとビットが折れる危険もあります。

悩んだ末、多少のリスクを覚悟して回転数を上げて再チャレンジ。

すると……

無事に貫通!

内心かなりホッとしました。

ビットの焼けも折損もなく、きれいに穴を開けることができました。

次に固定用ビスを取り付けます。

ビスを固定したら、本体のベースカバーを引っ掛けて設置。

さらに超音波発生装置本体をはめ込みます。

これで機器の設置自体は完了です。

穴を開けた部分は鉄の地肌が露出しているため、そのままにしておくとサビの原因になります。

そこで最後にシーリング材を使用して防錆処理を実施しました。

細かい部分ですが、こうした一手間が設備の耐久性につながります。

1台目は勝手が分からず穿孔作業に少し苦戦しましたが、2台目以降はコツを掴みスムーズに施工できました。

結果として、予定していた4台すべてを無事設置することができ、工事完了です。

コウモリの被害は糞害だけでなく、悪臭や景観の悪化につながることもあります。

今回設置した超音波発生装置によって、少しでもコウモリの飛来や滞留が減少し、入居者の皆さまが快適に過ごせる環境になることを期待しています。

今後の効果もしっかり確認していきたいと思います。