プロが教える結論 「見た目がキレイ」であっても、木材に含まれる水分が多いとシロアリを引き寄せてしまいます! 床下の「木材含水率」が20%を超えると木材腐朽菌が活発になり、木が腐る過程で発生する二酸化炭素(CO2)や特有の匂いに誘われてシロアリが集まってきます。含水率計で数値を可視化し、床下を乾燥状態に保つことこそが最大の予防策です。
この記事の要点
- 要点1: 木材含水率が20%を超えると腐朽菌が活動し、30%前後で木材の腐食リスクが一気に跳ね上がる
- 要点2: 腐朽菌が木材を分解する際に出す「二酸化炭素(CO2)」や「匂い」を頼りにシロアリが引き寄せられる
- 要点3: 創業55年の住宅ケンコウ社による「先回り点検」で数値リスクを可視化し、シロアリが寄り付かない健全な環境を作る
・住宅の床下点検の際、プロのスタッフが専用の機器を木材に押し当てて「木材の含水率」を測っているのを見たことはありませんか?
・一見地味な計測作業に見えますが、実はこの「含水率」こそが、住まいの耐久性やシロアリ被害のリスクを占う非常に重要な指標なのです。
・今回は、創業55年の住宅検査・防蟻のプロの視点から、床下点検で木材含水率を測る理由と、シロアリ被害との知られざる関係性について分かりやすく解説します。
Q. 「床下点検で『木材含水率』ってなぜ測るの?」
A. プロの診断ポイント:「見た目では分からない『木材が腐るリスク』を数値で正確に把握するためです!」
木材は自然素材であるため、周囲の環境や湿気を常に吸放湿しています。
木材が腐る(腐朽する)主な原因は「木材腐朽菌」という菌の繁殖ですが、この菌が活動できるかどうかは木材に含まれる水分量(含水率)によって決まります。
- 含水率 20%未満: 腐朽菌が活動しにくく、木材が健全に保たれる理想的な状態
- 含水率 20%以上: 腐朽菌が活動を開始し、木材が傷みやすくなる警戒ライン
- 含水率 30%前後: 腐朽菌の繁殖が一気に加速し、木材が腐って強度を失う危険ライン
特に広島や山口などの沿岸部や湿度が上昇しやすい地域では、床下の通気状況によって、お施主様が気づかないうちに含水率が危険水準まで高まっているケースが少なくありません。
Q. 「木材が腐ることと『シロアリの被害』にはどんな関係があるの?」
A. プロの診断ポイント:「シロアリは目がほとんど見えず、腐朽菌が発生させる二酸化炭素(CO2)や匂いを頼りに集まってくるからです!」
「シロアリは単に木を食べるだけ」と思われがちですが、実はシロアリと木材腐朽菌には深い関係があります。
シロアリは目がほとんど見えないため、視覚ではなく化学物質や二酸化炭素(CO2)の濃度変化を感知して餌場を探しています。
- 木材の含水率が上昇し、腐朽菌が木材を分解し始める
- 分解の過程で二酸化炭素(CO2)や微量の揮発性有機物(腐朽臭)が発生する
- シロアリがそのCO2や匂いを感知し、「近くにごちそうがある」と判断して集まってくる
実際にシロアリにはCO2濃度の高い方向へ移動する強い習性があるため、含水率が高く腐朽が進んだ木材は、シロアリにとって最高のターゲットになってしまうのです。
Q. 「見た目に問題がなければ、含水率が高くても大丈夫じゃないの?」
A. プロの診断ポイント:「大間違いです!表面は乾燥して見えても、内部や裏側に湿気が溜まっていることがあります」
暗く風通しの悪い床下では、見た目だけで木材の健康状態を判断することはできません。
そこで活躍するのがプロの使用する「含水率計」です。専用のセンサーを木材に当てることで、以下のような「見えないリスク」を数値として可視化します。
- 腐朽菌が繁殖しやすい環境になっていないか
- 将来的にシロアリを引き寄せる危険度はないか
- 床下の換気状態や防湿対策が機能しているか
例えば、表面にカビが生えていなくても含水率が25%を超えていれば「要警戒」ですし、逆に含水率が15%前後に保たれていれば、シロアリや腐朽のリスクは極めて低いと科学的に判断できます。
【現場からのプチエピソード:見た目はキレイでも含水率25%超え!?】 「築10年のお宅で点検にお伺いした際、床下の木材は一見すると非常に綺麗で、お施主様も『うちは湿気もないし大丈夫そうですね』とおっしゃっていました。しかし、念のため含水率計で数箇所を測定してみると、北側の洗面所下の土台で25%という高い数値が検出されたのです。お話を伺うと、屋外の換気口の前に物置が置かれており、床下の風通しが滞っていたことが原因でした。換気口の周りを整理し、早期に湿気対策を行ったことで、シロアリを引き寄せる前に木材の乾燥状態を取り戻すことができました。」
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まとめ:シロアリ予防の基本は「環境を整えて含水率を下げること」
シロアリ対策といえば薬剤散布を思い浮かべる方が多いですが、本当の予防の基本は「シロアリが好む湿気や腐朽を起こさせない環境づくり」です。
特に以下のようなおうちにお住まいの場合は、一度木材含水率のチェックを受けることをおすすめします。
- 築7年以上が経過している住宅
- 日当たりが悪い立地や、北側に水回りがあるおうち
- 基礎の周りに物や鉢植えが多く、風通しが気になるおうち
- 新築(前回の施工)から5年以上が経過しているおうち
(※新築時に施工された防蟻薬剤のバリア効果は約5年で失効するため、定期的な点検と薬剤の再施工もあわせて大切になります)
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Q. 「点検を頼むと、高額な契約を迫られないか不安…」
A. プロの診断ポイント:「住宅ケンコウ社は創業55年!無理な営業は一切なし、事前点検・お見積りも完全無料です」
株式会社住宅ケンコウ社は、広島・山口エリアで創業55年・10万件超の施工実績を持つ害虫防除・住宅検査の専門会社です。
私たちは単に駆除をするだけでなく、建物の外周チェックから床下の含水率測定までを行い、トラブルを未然に防ぐ「先回り点検」を行っています。
- 無料の床下・外周調査・写真付き報告書・お見積り
- 点検時間は1〜2時間程度
- 強引な営業や不要な工事のご提案は一切いたしません
見えない床下の健康状態や木材の含水率が気になる方は、ぜひお気軽に住宅ケンコウ社の無料点検をご利用ください。