2025年2月7日(金)
リフォームを計画している方にとって、工事が始まってから「こんなはずじゃなかった…」という事態は避けたいものです。そのために重要なのが 住宅インスペクション(住宅診断) です。インスペクションを行うことで、リフォーム予定の部分だけでなく、見えない部分の劣化や問題を事前に把握でき、思わぬ追加費用の発生を防ぐことができます。
今回は リフォーム前に特にインスペクションをお勧めする3つの部位 をご紹介します。
1. 屋根・外壁
屋根や外壁は、雨風や紫外線の影響を長年受け続けるため、見た目が綺麗でも内部で劣化が進行していることがあります。
チェックすべきポイント
- ひび割れや塗装の剥がれ
- 屋根材のズレや浮き
- 雨漏りの兆候(天井や壁のシミなど)
外装のリフォームを検討している場合、下地の損傷が見つかると補修費用が増えることも。インスペクションを行うことで、適切な補修計画を立てられます。
2. 床下・基礎
普段目にすることがない床下や基礎部分ですが、ここが劣化しているとリフォーム後の快適性や耐震性に大きく影響します。
チェックすべきポイント
- シロアリ被害やカビ・腐食
- 基礎のひび割れや沈下の有無
- 配管の水漏れ
床の張り替えを検討している場合、床下の状態を確認せずに工事を進めると、後から大きな修繕が必要になることがあります。
3. 給排水管・配線
住宅の配管や配線は、築年数が経つほど劣化しやすく、リフォーム時に交換が必要になるケースが多い部分です。
チェックすべきポイント:
- 給水管・排水管のサビや詰まり
- 配線の劣化や漏電のリスク
- 水漏れや排水不良の兆候
特に水回りのリフォームを考えている場合、古い配管を放置すると後々トラブルの原因になります。
リフォームを成功させるためには、 事前のインスペクションが鍵 となります。
「見えない部分は後回し」ではなく、 屋根、外壁・床下、基礎・給排水管、配線の3つの部位を優先的にチェック することで、安心して工事を進めることができます。
リフォームを検討中の方は、ぜひ一度 弊社の住宅インスペクション を受けてみてはいかがでしょうか?