「最近、羽アリを見かけることが増えた気がする…」
そんな声をいただく時期があります。
実は、羽アリの発生には 明確な理由と季節性 があるんです。
この記事では、なぜ特定の季節に羽アリが増えるのかを、わかりやすく解説します。
■ 羽アリが増える“季節”はいつ?
羽アリは種類によって出現時期が違いますが、広島・山口エリアではこのパターンが一般的です。
- ヤマトシロアリの羽アリ:4〜5月の昼間
- イエシロアリの羽アリ:6〜7月の夕方〜夜
- アリ(黒アリ)の羽アリ:初夏〜夏場の夕方
つまり、春〜夏 は羽アリが一気に増える季節です。
■ なぜこの季節に羽アリが増えるの?
① 気温と湿度が「羽アリ日和」になるため
羽アリが飛ぶタイミングは、生き残りやすい気象条件が整ったときです。
- 気温が20〜28℃前後になる
- 湿度が高い
- 雨の降った翌日など、湿気が安定している
この条件が揃う春〜初夏は、羽アリの生存率が高い=飛び立つ絶好のシーズンになります。

② コロニー(巣)が成熟するタイミングだから
羽アリは「結婚飛行」をするために生まれた個体。
巣の中で数年かけて育てられ、
一定の数になったら一斉に巣から出ていく という性質があります。
シロアリの巣が成熟するのがちょうど
- ヤマトシロアリ:春
- イエシロアリ:初夏
このタイミングなんです。
③ 風で飛びやすい季節だから
羽アリは自力ではあまり長距離を飛べません。
そのため、風が弱く、適度な湿度がある季節を選んで一斉に飛び立ちます。
春〜初夏は風が安定し、雨も多いため、羽アリの繁殖(婚姻飛行)に最適です。
■ 羽アリを見たら被害があるということ?
結論:高確率で“家の中か近くに巣がある”サインです。
羽アリは繁殖のために大量に出てきますが、
羽アリが生まれる=すでにシロアリが長期間住んでいた証拠 でもあります。
特に…
- 同じ場所から毎年出る
- 10〜50匹がまとまって出てきた
- 羽が大量に落ちている
これは要注意です。
■ 羽アリを見たときの対処法
① 放置しない(掃除だけでは解決しません)
羽アリは“結果”であって、
問題は 巣がどこにあるか にあります。
② 市販スプレーは逆効果になる場合も
表面だけの駆除になり、巣は残ります。
③ 専門業者の調査を依頼する
早期発見ほど、被害も費用も最小限で済みます。
■ まとめ:羽アリが増えるのは“自然のタイミング”
羽アリが春〜夏に一気に増えるのは…
- 気温・湿度がちょうどいい
- 巣が成熟する季節
- 飛行に適した気候条件
これらがそろうためです。
ただし、家の中や庭先で見た場合は
シロアリ被害の可能性がかなり高いサイン。
「もしかして…?」と思ったら、
ぜひ住宅ケンコウ社の点検をご利用ください。























