先日、しろあり被害が確認された現場にて施工を行いました。
今回のケースは、床下だけでなくベタ基礎構造でありながら蟻害が発生していた点が特徴的でした。
一般的にベタ基礎はしろありが侵入しにくいとされていますが、現場を数多く見ていると「絶対に安心」とは言い切れません。今回のように、わずかな侵入口からでも侵入されてしまうケースは決して珍しくないのです。
今回の発生原因|玄関付近のわずかなスキマ
今回の発生源は、玄関周辺に接する基礎の隙間でした。
写真の通り、外壁と基礎、設備配管まわりに小さな隙間があり、ここが侵入経路となっていました。
こうした部分は普段目につきにくく、気づかないまま放置されがちです。しかし、しろありはわずかな湿気と隙間があれば侵入してしまいます。

見落としがちな侵入ポイント
今回のような被害を防ぐためには、以下のチェックが重要です。
- 配管まわりの隙間
- 玄関・勝手口まわりの基礎接合部
- 外壁と土間の取り合い部分
- シーリング(コーキング)の劣化
特に広島のように湿度が高く雨も多い地域では、地面や基礎周辺が湿気を含みやすく、しろありにとって好環境になりやすい傾向があります。
ベタ基礎でも油断は禁物
「ベタ基礎だから安心」と思われる方は非常に多いですが、今回のように
- 外部からの侵入経路がある
- シーリングが劣化している
- 配管周辺の処理が甘い
といった条件が重なると、被害リスクは高まります。
つまり、基礎の種類にかかわらず
👉 「侵入口を塞ぐこと」と「定期点検」が重要です。
被害を防ぐためにできること
しろあり被害は初期段階では気づきにくく、発見が遅れると床下や柱に深刻なダメージを与える恐れがあります。
そのため、
- 定期的な床下点検(目安:5年以内)
- 気になる箇所の早期確認
- 専門業者による診断
をおすすめします。
まとめ
今回の事例から分かる通り、
ベタ基礎住宅でもしろありが侵入するリスクはゼロではありません。
小さな隙間が大きな被害につながる前に、早めの点検が住まいを守る第一歩です。
「もしかして…」と思う箇所があれば、どうぞお気軽にご相談ください。





