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手描き風のやさしいタッチのイラスト。右側に、穴のあいた発泡スチロールのブロックと、そのまわりを歩く複数のシロアリのイラストが描かれている。左側には「シロアリは発泡スチロールを食べる?」という大きな文字が配置されている。全体が柔らかいベージュ系の色合いで、住宅トラブルの説明用にわかりやすく表現されている。

【広島の家を守る】シロアリが発泡スチロールを食害?見逃しがちな危険ポイント

リフォームや新築の現場でよく使われる「発泡スチロール(EPS断熱材)」。
軽くて便利な素材ですが、実はシロアリ被害と深い関係があることをご存じでしょうか?

結論からいうと――

シロアリは発泡スチロールそのものを“栄養として”は食べません。
しかし、ものすごくかんたんに“掘り進めてトンネル(蟻道)を作る”ため、
発泡スチロールは被害を見逃しやすい危険な素材になります。

以下で、わかりやすく解説します。

✔ 食べない(栄養にならない)

発泡スチロールは樹脂系のため、シロアリにとって“食べ物”ではありません。

✔ でも噛みやすいので「道」を作られる

問題はここです。

  • 柔らかい
  • 乾燥して軽い
  • 隙間構造が多い

このため、シロアリが簡単にトンネル(蟻道)を作って内部を移動できる素材なのです。

実際の現場では、こんな流れで被害が見つかります。

▼発泡スチロールに穴だらけの“トンネル”

断熱材がボロボロ → 「劣化かな?」と見える

実はシロアリがその裏で木材を食べ進めていた

気づいた時には土台・柱が大きく被害

つまり、

発泡スチロールは被害を隠してしまう“盲点”になりやすい。

これが一番のリスクです。

次のような部分でシロアリ被害が見つかりやすいです。

  • 基礎断熱材(発泡スチロール系断熱材)
  • 玄関まわりの断熱材
  • 浴室まわりの断熱材(特にユニットバスの下)
  • 外壁内部の断熱材

これらは普段見えない部分のため、被害が進行しやすいのが特徴です。

✔ 断熱材が湿気を含みやすい

特に浴室や玄関まわりは結露しやすく、湿気を好むシロアリが寄りやすい。

✔ トンネルを作りやすい

木材までの“移動ルート”として最適。

✔ 内部が見えないため発見が遅れる

家主が気づく頃には柱・土台がスカスカ…というケースも。

① 年1回の床下点検が必須

見えない部分だからこそ、プロの目での点検が重要

② 浴室まわり・玄関まわりは特に重点チェック

湿気が溜まりやすいので要注意。

③ 新築・中古購入時は「断熱材の種類」と「防蟻処理」を確認

  • EPS系断熱材か
  • いつ防蟻処理をしたか
  • 薬剤の保証期間

はチェックポイントです。

最後にポイントを整理すると…

  • シロアリは発泡スチロールを“食べない”
  • けれど簡単に掘り進めるため蟻道を作りやすい
  • 被害が隠れやすく、発見が遅れがち
  • 特に浴室・玄関まわり・基礎断熱材は注意
  • 年1回の点検でリスクを大幅に減らせる

「うちは発泡スチロール断熱だから大丈夫」
というのは、実は大きな誤解です。

少しでも心配があれば、早めに専門の点検を受けることで
大きな修繕費用を防ぐことができます。