更新情報とお知らせ

シロアリはなぜ北側を好む?広島の住宅で起きやすい理由と対策

「シロアリはじめじめした場所が好き」とよく言われますが、
その中でも “家の北側は特に注意” と言われることをご存じでしょうか?

実はこれ、現場のプロとしても かなり当てはまるケースが多い んです。


日当たりが悪く、湿気が抜けにくい

北側は日光がほとんど当たりません。
すると地面や壁が乾きにくく、 湿度が安定して高い状態に。

シロアリが最も好むのは
「暗い × 湿っている × 風が通りにくい」環境。
北側はその条件にピッタリ合ってしまうのです。

基礎周りに“水が溜まりやすい”地形が多い

北側は庭の排水が悪い、雨どいの水が流れにくいなど、
水が溜まりやすい構造になっている家が少なくありません。

地面に湿気が残る → シロアリの活動エリアが広がる
という流れができてしまいます。

換気状態の悪化(床下の風が抜けない)

北側の床下は、建物の構造上

  • 風が抜けにくい
  • 通気口が少ない

といったケースが多く、湿度を溜め込みやすい場所です。

湿度60%を超えるとシロアリが活発化すると言われており、
梅雨〜夏場にかけて一気に被害が進むこともあります。

住宅ケンコウ社の点検でも、

  • 北側の勝手口まわり
  • 北側の浴室まわり
  • 北側の縁側、サッシ下

から被害痕や蟻道が発見される割合は非常に高いです。

特に 浴室・洗面所・キッチンなど“水回りが北側にある家” は要注意。

✔ 1. 床下の地面が湿っていないか

泥が湿っている・カビ臭い場合はリスク高。

✔ 2. 基礎にひび割れや蟻道(泥の道)がないか

シロアリの“侵入ルート”になりやすい部分。

✔ 3. 庭の古い木材・杭・枕木が残っていないか

そこから家の北側へ移動してくるパターンが多数。

✔ 4. 浴室・脱衣所の床がふわふわしていないか

北側で最も多い“シロアリ初期症状”。

● 年1回の床下点検

北側だけでなく、家全体の湿度や状態が把握できます。

● 水が溜まりやすい場所の排水改善

  • 雨どいを直す
  • 地面の勾配を直す

だけでもリスクが大幅に下がります。

● 古い木材はすぐに撤去

庭の放置材 → 北側 → 家の中
という“黄金ルート”が本当に多いです。

北側=必ず被害が出る、というわけではありませんが、
プロの現場から見ても “北側は危険度が高い” のは事実です。

「うちはどうなんだろう?」と気になる方は、
早めに点検だけでも受けておくと安心です。