2025年6月27日(金)
本日、早くも梅雨明けのニュースが!
例年より2週間ほど早く、これから猛暑が続くものと思われますので、熱中症には十分注意が必要になりますね!
さて梅雨があけると、
『ハネアリが出てきた!』と問い合わせが増加します。
しかし、7月以降に出てくるハネアリはシロアリのものでない可能性が高くなります。
ハネアリというと「シロアリ!?」と驚かれる方も多いですが、実はクロアリにもハネアリの時期があるんです。
「シロアリかと思っていたら、実はクロアリだった」
「クロアリだと思って放置していたら、シロアリだった」
このような判断ミスが、住まいに大きな被害をもたらすこともあります。
今回は、そんな“ハネアリの正体”について、わかりやすくご説明いたします。
クロアリにも“ハネアリ”が出るって知ってましたか?
クロアリも、繁殖のために「羽アリ」になります。雨上がりの蒸し暑い日に、群れになって飛び出してくるのが特徴で、家の外壁やベランダ付近で見かけることが多いです。
一方でシロアリも、ほぼ同じ時期に羽アリとなって飛び立ちます。
見た目も大変よく似ており、専門の知識がないと見分けがつかないこともあります。
クロアリとシロアリの羽アリ、どう見分ける?
以下のようなポイントで、ある程度見分けることができます。
特徴 | クロアリのハネアリ | シロアリのハネアリ |
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体の色 | 黒っぽい | 黒、茶褐色 |
腰(胴体のくびれ) | くびれている | くびれがなく寸胴 |
羽の大きさ | 前羽と後羽の長さが違う | すべて同じ長さ |
ただし、個体差や環境によっても異なる場合があるため、「自己判断で大丈夫」とは言い切れません。
大事なのは“放置しないこと
クロアリであれば大きな被害は出ませんが、シロアリだった場合は柱や土台など、家の構造に深刻な被害を与える恐れがあります。
「よくわからないけど羽アリを見た」
そんな時は、早めの点検をおすすめします。
羽アリを見かけたら、「シロアリか?クロアリか?」の判断がとても大切です。
たとえクロアリだったとしても、湿気の多い床下や壁内に巣を作っていることもあり、不快な害虫被害に発展するケースもあります。
「羽アリを見たけど、どうしたらいいかわからない」
そんな時は、私たちにご相談ください。
シロアリ防除施工士の資格をもった担当者が無料で現地調査を行い、正確な診断と適切なアドバイスをさせていただきます。
ぜひともご遠慮なく、ご相談くださいませ!