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茶色のハネアリってシロアリ? イエシロアリの可能性?

2025年5月29日(木)

あっという間に5月もあと数日で終わります。ここ最近は例年と比較して雨の日が多いように感じます。そろそろ梅雨が近づいてきているのを身をもって感じる今日この頃です。

梅雨時期と同時にイエシロアリが繁殖時期を迎えハネアリとなって飛び出してきます。

上の写真がイエシロアリのハネアリです。

イエシロアリのハネアリ


1.飛来時期:主に6月~7月の夕方から夜間にかけて群飛(飛び立ち)する。湿度が高く蒸し暑い日に多い。

2.体色全体的に黄褐色~黄白色。頭部と胸部がやや濃い色になる

3.羽の形:前翅と後翅がほぼ同じ大きさの4枚の羽を持つ。透明でやや長め

4.体長:羽を含めて約10〜12mm程度。羽を除いた体長は約6〜7mm

5.灯りに集まる:夜間、照明や明るい窓に集まる習性がある

紫外線に向かって集まる傾向があるので、夜間の蛍光灯の廻りには、多くのハネアリが集まってきます。
(LEDにすると集まりにくくなるそうです)

イエシロアリ被害の特徴


1.加害スピードが非常に速い
→ ヤマトシロアリと比較して被害進行が早く、深刻な損害を引き起こしやすい。

2.水分を運ぶ能力がある
→ 自ら水を運んで乾燥した木材も加害可能。これにより、上階や屋根裏などの乾燥部分も被害を受けやすい。

3.加害範囲が広い
地中から1階だけでなく2階以上にも被害が及ぶことがある。
土台・柱・壁・天井裏・家具など広範囲にわたる。

4.空洞化が進行しても外見異常が出にくい
→ 表面が無傷に見えても、内部がスカスカになっていることがある。

5.蟻道(ぎどう)を作って移動
→湿気を保ちつつ移動するためのトンネル状の通路(蟻道)を基礎や壁に作る。

.被害の範囲が広くなりやすく、建物全体に影響を与える
→ 放置すると家の耐震性に重大な影響を及ぼす可能性がある。

などなどイエシロアリの被害は建物に甚大な被害を及ぼすため、早期発見、早期対策が望ましくなります。

沿岸や島嶼部に生息が多く見受けられ

広島県では
大竹市~廿日市市~佐伯区
安芸郡海田町~呉市~三原市の沿岸
宮島、江田島、倉橋など
によく生息が見受けられます。
(※当然、これらのエリア以外も注意が必要です)

6月にハネアリが出てきた際には、お気軽に弊社に写真を撮ってメールに添付していただくとシロアリか否かの判定を無料で実施していますので、以下のサイトのお問合せをご活用くださいませ!
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