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スズメバチ駆除

 今日はスズメバチの駆除工事に行って来ました。
毎年この時期になるとスズメバチ駆除の依頼が増えてきます。
現場に到着しお施主様に話しを聞いて見ると、「スズメバチが怖くて物干し場に行くことができずに困ってる」との事です。
巣の場所を聞いてみるとかなり地上に近い場所に営巣していました。

ここですね。この高さなら傍を通っただけで刺される恐れが有ります。
これは私でも怖いです。防護服を着て近くから観察してみると、

巣の出入口が確認できました。ここに駆除薬剤を注入します。
この出入口の位置によっては薬剤注入が困難な時も有りますが今回は正面側ですので問題なさそうです。
使う道具ですが当社はウン十年まえからこれを愛用しています。

釣り竿の様に伸縮して高所の巣にもスプレーできる優れものです。今日も勿論コレを使います。
早速、さきほど確認できた出入口にノズルを突き刺して薬剤をたっぷり注入します。

出入口は一つですので、薬剤が巣の中に充満し成虫も幼虫も一網打尽です。
テレビ番組でたまにスズメバチ駆除が紹介されると、大抵はスズメバチが大量に辺りを飛びまくってる中たまに刺されながら何とかバスターが駆除する映像が流れますが、アレは演出です。
出入口にノズルを突き刺して薬剤注入すれば一匹たりとも外には出てきません。
実はスズメバチ駆除は地味なんです。
たまに見学者に言われるのが「えっ、もう終わり?」。
そう終わりです(笑)。
実際は駆除自体より巣の撤去が大変なんです。
特にこの時期気温が30℃を超える中、通気性ゼロの防護服を身に付けて梯子の上で作業するのは限界ギリギリというか限界突破の辛さがあります。しかしやらないと終わらない身に付けて梯子の上で作業するのは限界ギリギリというか限界突破の辛さがあります。
しかしやらないと終わらない

まずはバールで下から崩していきます。

既に息絶えていました、スズメバチ達は。もう怖くはないのでどんどん崩していきます。

大体撤去した後はスクレーパーでこさいで出来るだけ綺麗にしていきます。

撤去完了です。

撤去中に数匹戻って来るハチが居ましたが巣が無いのが分かるとどこかに消えて行きました。
 お施主様に撤去箇所を確認して頂き、「今後数日間は戻りバチが帰って来る事が有るので注意して下さい」と
お伝えし現場を後にしました。

竹澤