2025年5月23日(金)
この時期、シロアリ防除業者さんは、とても多忙となります。
昨日もシロアリ被害調査に訪問させていただきました。
まず、タタミがブカブカするようになったという初期症状から始まり
タタミにおいてあったダンボールを動かしてみると

このような状態に・・・・
これはタタミとその上に置いてあったダンボールのシロアリ食害です。
この状態をみただけで、かなり深刻な被害である事を予測しながら
タタミをはがしてみると・・・


やはり床板の表面までシロアリ被害が見受けられました。
また、床板の更に床下側の構造部分、土台、大引き、根太などはどうなっているのか?


大引きや根太材に腐朽(腐れ)とシロアリの被害が及んでおり
根太材がすでに折れており、床が抜ける寸前でした・・・
床下全域を調査した結果、湿気が非常に多い床下環境で、シロアリの被害が級数的に
増大した結果でした。
これからクライアントの建築業者さんが修繕されていくなかで、プランに併せて
薬剤によるシロアリ防除を実施する方針となりました。
お客様からヒアリングすると
『数年前から色々と兆候は出ていた』
との事で、やはり早期発見、早期対策が被害の進行を防ぐ最も有効な手段であると
改めて認識する事ができました。
一度でも、弊社がお世話になたお客様には
『あの時、点検しておけばよかった・・・』
『あの時、対策しておけばよかった・・・』
などと嘆かれる事にならないように、これからも、しつこいようですが
点検や調査の案内は定期的にご案内させていただきます。
もし今後、点検案内などが届きましたら、できる限り点検を受けていただきますよう
お願い致します。