毎年、4月から5月にかけてはシロアリ駆除のご依頼が急増します。
その理由は、日本に広く生息している ヤマトシロアリ が、この時期に新しい巣を作るため「羽アリ」となって一斉に飛び立つからです。
羽アリの発生が多い時期とは?
- ヤマトシロアリ:4月~5月に羽アリが飛び立ち、新たなコロニーを形成
- 一部地域ではイエシロアリも生息し、さらに被害が広がる可能性あり
特に 温暖で湿気が多い日の昼間 に飛び立つことが多く、
「雨上がりで蒸し暑い日」には要注意です。

黒アリとの違いは?
「羽アリが出たけど、シロアリなのか黒アリなのかわからない」というご相談をよくいただきます。
実は羽アリには以下のような特徴があります:
- シロアリの羽アリ → 羽が4枚とも同じ大きさ、胴体がずんどう
- 黒アリの羽アリ → 前の羽が大きく、胴体がくびれている
パッと見では判断が難しいので、少しでも「これはシロアリかも?」と思ったら早めの確認が大切です。

床下は特に注意が必要
シロアリは わずかな隙間から侵入し、家の床下や壁内など普段見えない部分で静かに被害を広げます。
そのため、発見が遅れるケースも少なくありません。
被害を未然に防ぐためには、定期的な床下点検がおすすめです。

まとめ
- 4月~5月はシロアリ被害が発見されやすいピーク時期
- 羽アリを見かけたら要注意
- 迷ったら専門業者に相談を
「これ、もしかして羽アリ?」と少しでも思ったら、放置せずに住宅ケンコウ社へご連絡ください。
早めの点検・対策が、安心して暮らせる住まいを守ります。






