「床下の木材がなんだか変…」「写真を撮ったけど、これって大丈夫?」
そんな不安を感じる場面は、多くのご家庭で意外とよくあります。
とくに広島のように湿度が高い地域では、木材の変色やシミ、ひび割れが起こりやすく、これらがシロアリ被害の前兆であることも少なくありません。今回は、木材を写真で撮ったときに“危ないサイン”を見抜くポイントをまとめました。
■ ① 木材の「ささくれ」「凸凹」が多い
シロアリは木材の柔らかい春材(しんざい)から食べ進めます。
そのため、写真で見ると…
- 表面がボロボロにささくれている
- 表面が波のようにデコボコしている
- 木目が不自然に浮き出ている
といった特徴が見られます。
手触りで判断できない分、写真の拡大で見ると気づけることが多い症状です。
■ ② 木材に「縦方向の割れ」が入っている
乾燥割れと違い、シロアリ被害の割れは…
- 木材の中が空洞化して起きる割れ
- 外側だけ薄く残り、内部がスカスカ
- 割れ方がまっすぐで不自然
という特徴があります。
とくに床束(ゆかづか)や大引(おおびき)などの写真に縦割れが写っていたら、早めの点検がおすすめです。


■ ③ 木材の色が「黒っぽい・赤茶色に変色」
汚れに見えて油断しやすいのですが、実は…
- 湿気による腐朽(ふきゅう)
- シロアリが好む“腐りかけの木材”の状態
に進んでいる可能性があります。
広島の沿岸部や川沿いの地域では、湿気で木材が傷みやすい特徴があり、雨の日が続いたあとに写真を撮ると変色がハッキリ見えることも。

■ ④ 「蟻道(ぎどう)」のような筋が壁や木に写っている
写真に土がついたような“細いトンネル”があれば要注意。
シロアリが作る蟻道は…
- 茶色・黒っぽい土の線
- 湿った泥が固まったような質感
- 壁・基礎・配管まわりに沿って伸びている
という特徴があります。
見つけた瞬間に不安になる症状ですが、これは早期発見としては最良です。すぐにプロへ相談を。


■ ⑤ 木材を叩いて「音が軽い」
写真では見えませんが、写真を見返して
「ここ気になるな」と思った部分を軽く叩くと…
- コンコンと軽い音
- 表面だけ残って内部が空洞の可能性
このような状態のことを“空洞化”と呼び、典型的なシロアリ被害の特徴です。
■ 写真では判断できないケースもあります
実際、広島でも
「写真で見たら普通だったのに、床下はスカスカだった」
という事例が少なくありません。
木材内部の被害は写真で写りにくく、専門のライトや工具で確認する必要があるからです。
■ まとめ:写真の「小さな違和感」が最大のヒント
木材の異常は、放置すると家全体の強度に関わるため、早めの気づきが大切です。
写真で下記のような症状が見えたら、一度点検してみましょう。
- ささくれ・凸凹
- 不自然な縦割れ
- 黒っぽい変色
- 蟻道のような筋
- 木材の表面だけ薄く残っている
広島の気候は湿度の影響を受けやすく、シロアリが活動しやすい環境。
「少しでも気になる」
その感覚はとても大切です。





