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木材の異常を写真で見抜く|シロアリ被害につながる症状とは

「床下の木材がなんだか変…」「写真を撮ったけど、これって大丈夫?」
そんな不安を感じる場面は、多くのご家庭で意外とよくあります。

とくに広島のように湿度が高い地域では、木材の変色やシミ、ひび割れが起こりやすく、これらがシロアリ被害の前兆であることも少なくありません。今回は、木材を写真で撮ったときに“危ないサイン”を見抜くポイントをまとめました。

シロアリは木材の柔らかい春材(しんざい)から食べ進めます。
そのため、写真で見ると…

  • 表面がボロボロにささくれている
  • 表面が波のようにデコボコしている
  • 木目が不自然に浮き出ている

といった特徴が見られます。
手触りで判断できない分、写真の拡大で見ると気づけることが多い症状です。

乾燥割れと違い、シロアリ被害の割れは…

  • 木材の中が空洞化して起きる割れ
  • 外側だけ薄く残り、内部がスカスカ
  • 割れ方がまっすぐで不自然

という特徴があります。

とくに床束(ゆかづか)や大引(おおびき)などの写真に縦割れが写っていたら、早めの点検がおすすめです。

放置された木材がシロアリに食われてボロボロになってる写真
放置された木材がシロアリに食べられてセルロース以外になっている写真

汚れに見えて油断しやすいのですが、実は…

  • 湿気による腐朽(ふきゅう)
  • シロアリが好む“腐りかけの木材”の状態

に進んでいる可能性があります。

広島の沿岸部や川沿いの地域では、湿気で木材が傷みやすい特徴があり、雨の日が続いたあとに写真を撮ると変色がハッキリ見えることも。

床下の木材が水染みにより黒く変色している写真

写真に土がついたような“細いトンネル”があれば要注意。
シロアリが作る蟻道は…

  • 茶色・黒っぽい土の線
  • 湿った泥が固まったような質感
  • 壁・基礎・配管まわりに沿って伸びている

という特徴があります。

見つけた瞬間に不安になる症状ですが、これは早期発見としては最良です。すぐにプロへ相談を。

庭にある木製の杭に土が付着している。
土の原因はシロアリの蟻道
住宅の基礎をシロアリの蟻道が這っている写真

写真では見えませんが、写真を見返して
「ここ気になるな」と思った部分を軽く叩くと…

  • コンコンと軽い音
  • 表面だけ残って内部が空洞の可能性

このような状態のことを“空洞化”と呼び、典型的なシロアリ被害の特徴です。

実際、広島でも

「写真で見たら普通だったのに、床下はスカスカだった」
という事例が少なくありません。

木材内部の被害は写真で写りにくく、専門のライトや工具で確認する必要があるからです。

木材の異常は、放置すると家全体の強度に関わるため、早めの気づきが大切です。
写真で下記のような症状が見えたら、一度点検してみましょう。

  • ささくれ・凸凹
  • 不自然な縦割れ
  • 黒っぽい変色
  • 蟻道のような筋
  • 木材の表面だけ薄く残っている

広島の気候は湿度の影響を受けやすく、シロアリが活動しやすい環境。
「少しでも気になる」
その感覚はとても大切です。