「床下点検の写真をもらったけど、正直どこを見ればいいのかわからない…」
そんな声を、広島のご家庭からよくお聞きします。
床下は普段見る機会がない場所なので、写真だけ渡されても判断が難しいのは当然です。
この記事では “最低限ここだけ見ればOK” というポイントにしぼって、写真の見方をやさしく解説します。
広島特有の 湿気がたまりやすい気候 や、 地盤の関係で起こりやすい症状 にも少し触れています。
■ まず理解しておきたい「床下の基本」
床下には、大きく分けて次のものが写っています。
- 木材(束柱・大引)
- 土台まわり
- 断熱材
- 基礎(コンクリート)
- 配管(給水・排水)
- 地面(土・防湿シート)
どれも家を支える大事な部分ですが、写真を見るときは “異常があるかどうか” をチェックできれば十分です。
■ 写真を見て判断しやすいポイント
① 湿気・カビの有無(広島では最重要)
広島は瀬戸内気候で穏やかですが、
沿岸部でも意外と湿気がこもりやすい家が多い のが特徴です。
写真で次のようなものが写っていれば要注意です。
- 木材が黒ずんでいる
- 白いモヤモヤしたカビ
- コンクリートが湿って光って見える
- 断熱材が湿って垂れ下がっている
湿気は シロアリ・カビ・木材の劣化 につながるので、
点検写真でまず見るべきポイントです。
→広島の家に多い“床下の湿気問題”|写真で判断する基準まとめ
② 木材の状態(割れ・腐れ・シロアリ痕)
素人の方でも分かりやすい“異常サイン”は以下です。
- 不自然な割れ方
- ボソボソした木の削れ
- 表面に土のような筋(蟻道)
- 木材が黒く崩れかけている
特に 蟻道(ありどう) はシロアリの高速道路。
土のトンネルのようなものが木材や基礎についていたら、
すぐ相談レベル です。
③ 配管まわりの水漏れ跡
広島市内の戸建てでは、排水配管の結露・水漏れが出やすいケースが多いです。
写真で以下のようなものがあればチェック対象。
- 配管の周りだけコンクリートが濡れている
- 水滴がついている
- 金具部分が白く腐食している
放置するとカビや木材劣化につながります。
④ 断熱材のズレ・落下
断熱材は少しでも落ちると「冷気が床に直接伝わる」ため、
冬に足元が冷たくなったり、湿気が溜まりやすくなります。
写真で次を確認:
- 断熱材がたわんで落ちかけている
- 一部だけ無くなっている
- カビで黒ずんでいる
特に広島の冬は底冷えするので、断熱材の状態は快適さに直結します。
⑤ 基礎のひび割れ(クラック)
床下の写真には基礎がよく写ります。
- 髪の毛状の細いひび(ヘアークラック)はほとんど問題なし
- 横方向の大きいひび割れは注意
- 片側だけ口が開くように割れているのは要相談
地盤沈下などの可能性もあるため、気になる場合はプロに見てもらいましょう。
■ まとめ(ここだけ覚えればOK)
床下写真は、次の5つを見るだけで「良い状態かどうか」が判断しやすくなります。
- 湿気・カビがないか
- 木材が傷んでいないか
- 配管に水漏れがないか
- 断熱材が落ちていないか
- 基礎に大きなひびがないか
広島の家は、湿気が溜まりやすい季節風の影響もあって
床下トラブルの早期発見がとても重要 です。
もし写真を見ても判断がつかない場合は、
「この部分だけ教えてほしい」でも全然大丈夫です。
やさしく解説しますので、遠慮なく聞いてくださいね。





