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木材に穴が開くのはなぜ?原因となる害虫と正しい対策を解説

住宅や古民家で「気づいたら木材に小さな穴が…」という相談は、広島でも年々増えています。これはシロアリだけでなく、木材穿孔性昆虫(木に穴をあけて生活する虫)の被害であるケースが多いです。

近年の住宅では「ヒラタキクイムシ」が特に要注意です。フローリングや巾木などに被害を出し、木粉(フラス)が落ちているのが特徴です。

一方、神社仏閣などの古い建物では「ケブカシバンムシ」などが問題になります。見た目の穴が少なくても内部被害が大きいのが厄介な点です。

また、クマバチなどは構造材に大きな穴(直径15mm前後)を開けることもあり、見た目以上にダメージになることがあります。

円形の穴はシバンムシやキクイムシ類が多く、楕円形の場合はカミキリムシ類の可能性があります。

さらに、穴からサラサラした木粉が出ている場合は活動中のサイン。放置すると被害が広がるため注意が必要です。

実は現在の住宅は「人に優しい=虫にも優しい」材料が使われている傾向があります。

そのため一度発生すると、築年数が進んでから突然大量発生するケースも珍しくありません。

木材害虫は種類によって対処法が全く異なります。

  • 表面処理(成虫対策)
  • 薬剤注入(幼虫対策)
  • 空間処理(再発防止)

といった複合的な処理が必要です。

自己判断での市販スプレーだけでは根本解決にならない場合が多いため、早めの専門診断が安心です。

湿気の多い地域特性もあり、広島では床下や壁内で気づかないうちに被害が進行するケースもあります。

「穴が空いているだけだから大丈夫」と思わず、気になる症状があればぜひ一度点検をご相談ください。